【第2弾】札幌工場 改善推進課 柏川健太郎さんの挑戦
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第2弾 共同研究が広げた可能性
―技術を学び、社内へ広げる取り組み―

前回の記事では、札幌工場 改善推進課の柏川健太郎さんが、PythonやRPAを活用しながら技術の横展開に取り組んできた歩みをご紹介しました。その次の挑戦として始まったのが、北海道職業能力開発大学校(能開大)との共同研究です。
AI画像解析やOCR(文字認識)、ARなどの技術を学び、製造現場で活用することで、生産性や品質の向上を目指しています。
今回は、共同研究が始まった背景や研究内容、そして技術だけにとどまらない広がりをご紹介します。
採用活動が生んだ”思わぬ出会い”
柏川さんは、改善推進課での業務に加え、工場の採用も担当しています。その活動を通じて、能開大との交流が始まりました。
当初は、AIやXRに関する技術を学ぶため、能開大が実施する在職者向けセミナーの受講を検討していました。
しかし、「セミナーではなく共同研究を進めてみませんか」という提案を受けたことが、今回の共同研究の始まりとなりました。
目指しているのは「導入」ではなく「理解」

共同研究では、AIを活用した品質検査や業務改善に向けて、次の6つのテーマに取り組んでいます。
| AI画像解析 | OCR(文字認識) | AR技術 |
| フォトグラメトリ(画像計測) | 画像差分 | 物体検知 |
この共同研究で重視しているのは、技術を導入することではなく、
自ら技術を理解し、将来的に社内で応用・展開できるようになることです。
そのため、「課題を能開大へ共有する」→「能開大で解決策を検討する」→「解決策を評価する」→「その技術について教育を受ける」という流れで研究を進めています。
現在はAI画像解析に関する教育を受講し、実運用に向けた検証を進めています。例えば、人の目だけでおこなっていた品質確認を、AIと人によるダブルチェックへ発展させることで、品質向上やヒューマンエラーの防止につなげることを目指しています。

共同研究が生んだ新たなつながり
共同研究をきっかけに、能開大の先生方から学生へカワムラを紹介していただく機会も増え、能開大から初めて内定承諾をいただくことができました。
さらに、柏川さんがこれまで工場で取り組んできたシステム改善活動が評価され、能開大で講義をおこなう機会も生まれました。
共同研究は、技術の習得だけでなく、人材との新たな接点を生み出し、採用活動にも良い影響をもたらしています。


技術も人材も広げていく
今回の取材を通して印象的だったのは、共同研究の目的が「新しい技術を導入すること」ではなく、「技術を学び、社内へ広げていくこと」にあるという点でした。
柏川さんは、これまでPythonやRPAを他工場や北海道支店へ展開してきたように、今回学んでいる技術についても札幌工場だけにとどまらず、他部門や他拠点への展開を見据えています。
共同研究によって広がったのは、新しい技術だけではありません。
人とのつながりや人材育成、そして未来の仲間との出会いへと、その可能性は着実に広がっています。
能開大との共同研究は、札幌工場だけでなく、カワムラ全体の未来につながる取り組みとなっています。
柏川さんは、「AIやRPAなどの技術を学んでみたい」「自分も改善に挑戦してみたい」という仲間が増えることを願っています。
この記事をきっかけに興味を持った方は、ぜひ柏川さんへ声を掛けてみてください。
新しい技術に挑戦する一歩が、カワムラの新たな改善につながるかもしれません。



