カワムラ×モノづくり

ものづくり道場 9月号

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ものづくり道場 9月号

生産技術部活動紹介 ~金型課編~

 

金型課の業務は「金型の調達」と「金型の保全」に分かれています。

 

【調達】:ブレーカや電子機器のプラスチック・金属部品を生産するための金型の調達をおこなっています。
    製品開発段階で部品形状の成立性について提言をおこなったり、仕入先と金型構造に関する技術的なやり取りを
    おこなっています。さらに、実際に生産をおこないながらトライ&エラーを繰り返し、
    良品が安定して得られる金型に仕上げていきます。

 

【保全】:金型を長く安定して使えるように点検・修理・メンテナンスをおこなっています。

      また加工機による金型や設備の部品作成もおこなっています。

併せて、両者とも部品製造工程の改善もおこなっています。

■金型とは?

 

<金型の種類>

・射出成型金型(プラスチック用)

溶かした樹脂を金型内に注入して成型します。

 

・プレス金型(金属用)

金属板を押しつぶして形を作ります。打ち抜きや曲げ加工など。

 

業務の一例として「流動解析」と「部品加工作業」を、

改善活動の一例として「宅配ボックス生産効率改善」を紹介します。

 

▼流動解析

 

金型課では部品形状の成型検討や、金型構造検討の段階で流動解析をおこないます。

流動解析とは金型の中で溶けた材料がどのように流れるかをシミュレーションするツールです。

流動解析をおこなうことで、材料の流れ方、変形の傾向、ヒケ(凹み)を事前に予測することができ

量産時の安定性向上や、金型設計の精度向上、試作回数の削減によるコストダウンにつなげることができます。

▼部品加工作業

 

金型や設備向けの部品の作成をおこなっています。

今回は3種類の加工機を紹介します。

ワイヤ放電加工機

細い金属のワイヤに電圧をかけて金属加工する機械。
ワイヤと加工物に間にごく小さな隙間を保ち、その間に発生する熱エネルギーで
金属の表面を溶かして形を作る。刃物を使わず電気の力だけで高精度な加工が
できる。金型や精密部品の製作に最適。

ポール盤
穴あけや面取り(穴バリを取る)、ザグリ穴(ボルトの頭が材料の表面から
出ないように段を作る)などの加工をおこなうための機械。制度は高くないが、
準備が簡単ですぐに作業を始めることができる。

NCフライス
数値制御(NC)で動くフライス盤でプログラムで動きを指示できるため
複雑な形状の加工が可能。
大きな部品や長い材料の加工に最適。穴あけやエンドミル加工もできる。

 

▼宅配ボックス生産効率改善

 

近年、カワムラ製品の中でも人気の宅配ボックス。売り上げは好調ですがその一方で工場現場では作業負荷の増加が課題となっていました。そんな中金型課が目を付けたのが「錠取付金具」。暗証番号キーを取り付けるための金具です。
従来はステンレス板を8回曲げ、さらに継ぎ目を溶接する手間がかかっていました。
そこで金型の「絞り加工」という加工により改善できないか考えました。
試行錯誤の末、成功させることができ、工場の作業負荷軽減に大きく貢献することができました。

ユニオンボール 生技メンバー参戦!

 

7月におこなわれた組合開催のユニオンボールに生技メンバーが参戦してきました。

開会式では、組合委員長を務める生産技術部の水野さんが始球式をおこない、華やかに幕を開けました。

今年も白熱した戦いが繰り広げられ、会場は大いに盛り上がりました。

生技からは10名参加し、そのうち5名が見事トップ10入りして、豪華景品を獲得することができました!

来年の開催も今から楽しみです。

 

▼順位

 

3位(同率)生産技術部 工程設計2課 小島幹也さん

3位(同率)生産技術部 設備課 高橋秀河さん

7位    生産技術部 工程設計2課 櫻井翔梧さん

8位    生産技術部 工程設計1課 松原渓志さん

10位     生産技術部 設備課 佐藤健人さん

 

▼当日のようす

 

編集者のつぶやき

 

こんにちは。ものづくり道場編集長の河口です。

先日、「Mozuミニチュア展 ようこそ、ちいさな世界へ。」へ行ってきました。

Mozuさんはコマ撮りアニメ、ミニチュア、トリックラクガキの3分野で活動し、国内外から高い評価を得ており、今回の目玉の一つとなる「こびとシリーズ」は実際の部屋に見立てた空間の中にこびとの部屋が出現したら。というコンセプトのもと、風呂のタイルが1枚剥がれたスペースに小さな風呂場が埋まっていたり、コンセントの脇にこびと用の階段やトイレの入り口が作られたりしている。いずれも小さいながら本物と見紛うほど精巧な作りで、童話の世界に入ったような感覚を味わうことができました。またコンセプトを逆手に取って、巨大なコンセントの脇に人間が入れる大きさの「こびとの玄関」を設置し、こびとの気分を体験できるコーナーなどもあり、子供から大人まで楽しめるイベントでした。ミニチュアの世界を楽しめるMozuミニチュア展の来場者が、4万人を超えたとのニュースを見て人気の高さにも驚きました。

カワムラ製品(プレトラックコンセント)を使って、中を開けるとそこには、安全安心を守る人々が監視する「監視室」みたいな世界観が広がっているような作品を作ってもらう!なんて日が来るかもしれない。そんなことができたら、面白いな~と思う休日でした。

 

▼ミニチュアの世界